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2026.10.10
10月10日。昨年は小雨と秋風に冷えを感じながらの開催でしたが、今年は暖かさを感じる秋晴れの中でイベントを迎えることができました。
この日は恒例になっている北新羽神輿渡御が開催され、ニューバードにも神輿が立ち寄ってくださいました。

時間が迫ると「わっしょい、わっしょい」の掛け声と太鼓の音。だんだん近づいてくる賑わいに、スタッフも利用者の皆さんも自然とそわそわ。いよいよ神輿が到着すると、一気に場が華やぎました。担ぎ手の皆さんの力強い姿、揺れる神輿の迫力に、思わず見入ってしまうほどでした。
そして今回、みんなで体験させていただいたのが「神輿くぐり」です。
神輿は、神様が乗られる乗り物だといわれています。お祭りの間、神様は神輿に宿り、町を巡って人々の暮らしや健康、安全を見守ってくださいます。その神様の力にあやかろうと、神輿の下をくぐる風習が各地に伝わっています。

くぐることで厄除けや無病息災、家内安全のご利益があるとされ、特に「一年を元気に過ごせる」といった願いを込める方も多いそうです。まさに、神様のご加護を直接いただける貴重な機会なのです。この神輿くぐりも恒例行事としてニューバードで行ってくださっています。

担ぎ手の皆さんが神輿を高く掲げてくださり、一人ずつ順番にその下へ。少し緊張した面持ちの方、笑顔で手を合わせる方、「裏側こんなんなってるんだ」と興味津々な方、「ありがたいねえ」とつぶやく方と、表情はさまざまでした。くぐり終えた後には、どなたも晴れやかな顔をされていて、見ているこちらまでご利益に預かった気持ちになりました。
地域のお祭りが職場まで来てくださること、そしてみんなで同じ時間を共有できることは、本当に素敵な経験です。神輿を担いでくださった北新羽神輿保存会と担ぎ手の皆さん、準備や運営に携わられた皆さん、北新羽杉山神社さまに、心から感謝申し上げます。

北新羽の伝統あるお祭りに触れ、地域の温かさをあらためて感じた一日でしたが、今年は個人的にもう一つうれしい出来事がありました。
神輿くぐりがひと段落下して、休憩時間になった時におみこしを担いでいたひとりの青年が我々の元に駆け寄ってくれました。
「その節はおせわになりました、ありがとうございました」
この新羽地区で生まれ育ち、地域のために活躍された、最後の時間をニューバードで過ごしてくださり数か月前にご逝去された方がいました。声をかけてくれたのは、その方のお孫さん。足繁く面会に来られ、「神輿を担いでくるからそれまで元気でいなきゃね」とご家族で話されていたやり取りは今でも鮮明に思い出せます。きっとお孫さんの凛々しく逞しい姿を新羽の秋晴れの空から見守っている気がします。お孫さんからは近況を伺ったり当時のお話をしたりと懐かしさを感じたひと時でした。
退去されて終わりではない、縁が続くこと、地域とつながることに改めて感謝の気持ちを実感。ありがたいことに、ご逝去されてからも違う形で多数のご家族様と関りを持たせていただくことが増えました。我々の日頃の支援がご本人だけでなく、ご家族の支えにほんの少しでもなれているのかなと感じられたうれしい出来事でした。
神輿くぐりでいただいたご利益を胸に、ニューバードもご入居者と一緒にこれから一年、元気に笑顔で過ごしていきたいと思います。来年もまた、神輿がやってくるのを楽しみにしています!
Tel. 045-534-0150
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