雛月、草木萌動

タイトルにふりがなを振ると「ひいなつき、そうもくめばえいずる」と読み、どちらも春の始まりである今の時候を表します。雛祭りのある3月の別名と七十二候でこの時期を草木萌動と呼びます。(ニューバードの書道クラブでは二十四節七十二候からお題を出すことが多いのは、また別のお話し。)

さてこの時期と言えばやはり「雛祭り」が欠かせません。施設のいたるところに雛人形が飾られて華やかな雰囲気を演出してくれています。そんな雛人形にもちょっと変わったものがあるのを皆様ご存じでしょうか?その名もつるし雛といいます。

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大竹町内会の手作りの会代表の方からお誘いを頂き、数年ぶりにニューバードからもご入居者と一緒に参加させていただきました。
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天井から吊るされたたくさんのつるし雛の華やかさと繊細に作り込まれた豪華さはまさに壮観。職員もご入居者もびっくり。「うわぁーすごい!」「こんなにたくさん、初めて見るけど作りたいね。」と手芸が大好きな皆様は本当に心から楽しまれていました。

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ニューバードの手工芸クラブでも来年は作りたいねと皆で話をしました。

さてこのつるし雛、小さな人形がたくさん並んでおりそれぞれに意味があります。無病息災のイノシシ、子宝・安産の犬、可憐な成長を願った蝶などの生き物。厄除けの意味合いの苺や虫がつかないようにと唐辛子、柿やカボチャなどの食べ物もありました。そして紙風船や風車など子供のおもちゃを象ったもの。打ち出の小槌や鶴亀のような縁起物。作り手が渡す相手や見る方に向けてどんな気持ちでひと針ひと針を縫ったのかが伝わってきます。

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そんな素敵な日本の文化を外国人職員にも知ってもらう機会を与えていただき、感謝です。

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最後には胡桃の殻で作ったお飾りのお土産も頂きました。

我々の法人理念でもある、相手への「優しさと思いやり」の重要性と気付きを地域イベントから再確認させてもらった一日でした。