待ちに待った入社式
まだ6月だというのに驚くほど暑い日々が続いていますね。
横浜でも今年初めての真夏日を記録して数日後のこと。法人合同で季節はずれの入社式が開催されました。

今回の入社式の対象である6名の職員さんには共通点があります。実は6人全員がミャンマーからの特定技能であり、初めて日本で仕事をする人たちです。
ニューバードでは、ミャンマーから定期的に技能実習生や特定技能を採用しています。今回の6名は3期生。1、2期生はご入居者やそのご家族からも評判が良く、真摯にご入居者と向き合い、日々努力を続けながら日本語と介護の勉強をしています。

話は変わりまして、皆様はミャンマーのことをどれくらい知っていますか??
・日本から直線距離で4,800km離れてる!(ちなみに日本の最北端と最南端の距離は3000kmです)
・日本との時差は2時間30分!
・公的な場面(講習会やイベント、ニュースなど)以外で、挨拶をすることがない!
・ミャンマーの方の名前には姓(ファミリーネーム)がなく、生まれた曜日を参考に名前を決めることが多い!
昨年、某リーダーがミャンマーのことについていろいろと教えてくれる機会がありました。一緒に働く私たちも彼女たちの背景を全然知らず驚いたことが在ります。逆に、最近は軍事政権によるクーデター、その最中で起こった大地震の報道が記憶に新しいと思います。
まさにその影響を大いに受けた3期生6名。2024年9月に面接を行い、当初予定していた2月の入国は政府の許可が下りたのが3月末。出国許可がでるのはさらに先・・・。気づけば予定から4カ月遅れての着任でした。
6人は「早く日本に行きたい、介護の仕事を一生懸命したい」と泣いて過ごしたと聞いています。せっかくの門出は盛大に、ということでこの時期の入社式をとなったのです。


理事長と常務理事から辞令を受けた6人は、理事長と各施設の施設長、先輩方から頂いた言葉を胸に日本での社会人1年目を始める事となりました。まだまだ日本語は拙く技術もこれからですが、関係者みなさまも、どうぞ温かい目で見ていただけたら幸いです。
3期生の6人が1日でも早く先輩たちのようにホスピタリティ溢れるスタッフになれるよう、我々日本の職員もしっかりとサポートをしていきたいと思います。