みんなでお祝い(その1)


9月15日は敬老の日
ニューバードでは前日の14日に敬老会を開催しました。今回は30名を越えるご家族も来所され、ハレの場に立ち会われました。折角の機会でもあったため、敬老会の開催前には家族懇談会を実施しました。
内容は
①横浜市の救急体制の現状とニューバードの医療体制について


7月に港北消防署のご担当者が来所され研修が開催されました。人口370万人を超える巨大都市『横浜』に配備されている救急車は ”たったの87台” そして1年間の出場件数は ”25万件超!!” その中には、病院への搬送に至らなかった方が5万人ほどおり、実はニューバードでも同じ経験をしたことがあります。年々、救急車の到着時間が遅くなっていることは肌感覚で感じていましたが、改めて救急医療体制が逼迫していることを理解できました。この状況を説明したうえで、ニューバードの医療体制と人生会議(アドバンス・ケアプランニング)についてのお話しをさせて頂きました。今後ますます介護保険施設の機能強化が求められていきますが、ニューバードを含め多くの特養では医師が常駐していない、夜間は看護師が不在という現実があります。それでも『私達にできること』を模索しながら『安心できる終の棲家』を目指していきたいと思っています。
②ご家族協働イベント&今年度の施設行事


冒頭に『シビア』なお話しをしましたが、ここからは『楽しい』話題に切り替わります。
コロナ禍では何もできない日々が続きましたが、今は日々のアクティビティに加え、ご家族や地域ボランティアのご協力で開催されているイベントを紹介しました。ハンドマッサージ、アロマサシェ(香り袋)づくり、モルック、大新羽音頭(踊りの練習)、ご家族主催のコンサートなどなど・・・中には過去にお看取りをした方のご家族まで参加して下さっています。職員だけでは、今のような沢山の『笑顔』を造り出すことはできませんでした。本当に感謝しております。もし、『私もやってみようかしら?』と思っている方がおりましたら、是非、お声をかけてください。




これから運動会や秋祭り・地域のモルック大会にクリスマス会など、ご家族参加型のイベントを企画します。是非、気軽に足を運んでください。
みんなでお祝い(その2)へ続く