秋のお祭り = 収穫+神輿+地域交流
11月1日。この日はニューバードにとって特別な日となりました。
毎年恒例で行っていた『ニューバード夏祭り』ですが、ここ数年の猛暑の影響で開催が厳しい状況となっていました。そこで今年は、初の試みとして秋に開催することにしました。時期が変わるということは、「夏=盆踊り、縁日」とは違うということ。今までのやり方では通用しない。じゃあ、秋の祭りってなあに?
実行委員会で話し合いを重ねた結果、
①お神輿、例大祭 → 地域の例大祭に習い、神輿を使った五穀豊穣を祈願する収穫祭をテーマに!
②収穫の秋 → 新羽地域で採れる野菜を使った料理をふるまい、地産地消をテーマに!
③地域の輪 → 和・輪・話のまち新羽で、園児や地域住民との地域交流をテーマに!
この三本柱を中心にお祭りを計画していくこととなりました。そしてコロナ禍ではご家族を呼べなかったり、地域の方を呼べなかったりと制限の多かったお祭り運営をしていましたが、実に6年ぶりに地域の方に参加頂けることになりました。6年も経過するとそのころを知っている職員ばかりではありません。初めての大掛かりな祭りに参加する職員も多く、実に多くの時間を打ち合わせに費やしました。そして、地域の皆様にも本当にたくさんのご協力を頂きました。



前日には館内をお祭り仕様に準備!



そして今回のテーマにもなっている「地産地消」は、日頃より北新羽地域における協議体『みどりの輪』でもお世話になっている歴代の町内会長から、里芋、大根、小松菜、ネギなど、たくさんの野菜を提供して頂きました。そして「収穫祭」の目玉になる太鼓とお神輿!太鼓は日頃からお参りに行かせていただいている北新羽総鎮守杉山神社から、子供神輿は例大祭でもニューバードに来ていただいた北新羽神輿保存会会長(現北新羽町内会長)から、それぞれお借りすることが出来ました。まさに「地域交流」の結晶で、ただただ感謝しかありません。そして、入念な予行練習を行い迎えた当日・・・。
朝は料理の仕込みからスタート!
ここでは今年度から地域のボランティアとしてお越しいただいている「春夏秋冬」のみなさんが大活躍!! 「新羽の採れたて野菜」をふんだんに使った、ボランティアと職員の協働作業が賑やかに始まりました。



豚汁チームは手作りレシピを見ながら、大量の食材を食べやすいサイズにカットしていきます!



スイートポテトチームは、ひたすら大量の里いもを洗い、皮を剥き、小さく切って茹でてつぶす!味の調整が終わったらカップへ盛り付け。(どうすれば里芋を美味しく”安心”して食べられるか?を話し合った結果、スイートポテトを作ることになりました!)



厨房で大きな鍋とオーブンを使い、豚汁・里芋スイートポテトが完成。更に地域野菜を使ったあんかけ焼きぞばとかぼちゃプリンをつくりました。


地域の子供たちも到着し、お祭り本番直前の最終打ち合わせ。ご入居者とご家族、そして地域の皆様に楽しんで頂きましょうと気合をいれ、いざ本番・・・



祭り委員長、理事長の挨拶で開催されたお祭りは1階ホールを埋め尽くすほどの人数!!
まず祭りを盛り上げてくれたのは、山車とお神輿の登場でした。



収穫祭をイメージして作られたこの山車は職員の手作り。そして、とれたて野菜を載せた山車を引くのはご入居者!!。その山車に先導され後に続くは



子供神輿を担ぐ地域の子供たち!わっしょいわっしょいと威勢のいい声と共に登場し、会場を大いに盛り上げてくれました。
楽しい雰囲気に包まれるなか、続いて行ったのは東京音頭ならぬ「大新羽音頭」!!
先程紹介した「春夏秋冬」の皆さんは「大新羽音頭普及会」のメンバーでもあり、この日の為にご入居者と一緒に練習していました。更にはこの秋祭りのために、大新羽音頭の作詞者をはじめ、連合町内会長、前北新羽町内会長、新羽町内会長、地区社協会長、地域ケアプラザ(地域包括支援センター)の方々まで駆け付けてくださったんです!!太鼓のリズムに合わせて、まさに老若男女がみんなで踊る、地元新羽地域を盛り上げる会になったと思います。


その後はお楽しみの、地産地消をテーマにした料理を食べ、射的にくじ引きと祭りを楽しみました。前町内会長のご厚意で、急遽、朝採れ野菜の販売も始まりました。






最後に締めの大新羽音頭を1回踊り、三本締めにて祭りは終了となりました。



まずは職員の皆さん、お疲れ様でした!!そして地域の皆様、ご協力本当にありがとうございます!!ご参加いただいたご入居者とご家族の皆様、また来年のお祭りをお楽しみに♪
